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アントニオ・ブルーニという作曲家をご存知ですか?1757年生まれのイタリア人ヴァイオリニスト、作曲家で、主にパリで活動していました。実は、今年2021年は、彼の没後200年の記念の年にあたります。ブルーニは、1821年8月6日に、生まれた場所でもあるイタリアのクネオで亡くなりました。
過去にも、ヴィオリストである主人と共に彼の作品の一つである、ヴァイオリンとヴィオラのためのコンチェルタンテ・デュオ作品25番から、第4番を何回かコンサートで演奏してきましたが、今回、没後200年を記念して、第4番から6番までの3曲を、自宅で録音し、順次公開していくことにしました。
イギリスはロックダウンが続き、演奏会が再開するまでまだかかりそう・・・という訳で、主人であるアダム・レーマーとのヴァイオリン・ヴィオラ二重奏を、この機会にリニューアルすることを決意。弾き手である私たちがリンクすることで、過去の作品たちを現代の聴き手の皆様とリンクさせていきたいという願いのものに、“2 to Link”と名づけ、主に古典派の2重奏曲を、ピリオド楽器で皆さんに親しんでいただくことを目指しています。これから演奏活動を拡大していきたいと思っていますので、宜しくお願いいたします。
今回は第4番。ユーモラスな二楽章が楽しい作品です。パンデミックで気が滅入ることも多い日々ですが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
第一楽章 アレグロ
第二楽章、アレグレット・スケルツァンド